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basketballcoach’s blog

~下手くそ選手がコーチを目指す~

Basketballcoach's BLOG

~下手くそ選手がコーチを目指す~

目まぐるしく変わるルール

こんにちは、ヒューガです。

今回は、バスケの「ルール」について話そうと思う。

あなたもバスケをしていて、『えっ!?またルールが変わるの?』と思ったことはないだろうか。

また、ブランクが長い方からは『そんな変更点があるなんて知らなかったよ』という言葉を聞いたこともある。

それもそのはず、大小を含めると2年に1度のペースで競技規則に変更があるのだ。

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なぜ変わる?競技規則

一概には言えないのだが、競技規則が変更される要因として、以下の3点が考えられる。

  1. バスケルールの統一化
  2. 競技者の技術向上
  3. 観戦者への配慮

それぞれ順を追って説明しよう。

 

1.ルールの統一化

実は、オリンピックや国際試合で用いられているルール(国際バスケットボール連盟FIBA)とアメリカの最高峰バスケットボールリーグが用いるルール(NBA)では、異なる点が多い。

その為、オリンピックに出場したNBA選手が、ルールの違いに困惑している様子を観る事がある。

 

直近では、制限区域が台形から長方形に変更になった点や3ポイントラインが拡大した。

これらのことは、皆さんも記憶に新しいだろう。

この変更は、’’バスケのルールを統一化したい考え”のFIBA側がNBA側に歩み寄った結果と伝えられている。

 

2.競技者の技術向上

先に挙げた3ポイントラインの拡大は競技者の技術向上も大きく関係している。

ラインの拡大理由として、 FIBAのバウマン氏は「世界選手権などで3ポイントシュートが簡単に入るようになってきたため」と語っている。

 

また、現代バスケットボールが形成される上で、その発展に最も影響を与えた選手の一人としてジョージ・マイカンの逸話などが、挙げられる事が多い。

身長208cmの彼が、試合での支配力があまりにも強大であり過ぎるため、"ゴールテンディング"や"ショットクロック"などのルールがマイカンの影響で設けられたとされている。

 

ショットクロックの誕生秘話は、実に面白い。

恵まれた体格と、類まれなフックシュートのセンスを持ち合わせたマイカン。

彼がひとたびボールを持つと、高確率でシュートを成功させてしまう。

その為、彼のチームにボールを保持されまいと、1点でも多く得点をしたら、ボール回しを行い、ひたすら逃げ回るといった試合が散見された。

NBAの長い歴史の中でも最低得点試合になる、レイカーズ 18-19 ピストンズ

当時、レイカーズに所属にしていたマイカン。そんな彼にボールを保持されないよう、ピストンズが行った戦術である。

しかし、ボールを保持し続けるだけの試合が面白いはずもなく、当然のように観客からは抗議が殺到した。

結果、1954年に"ショットクロック"が導入されることになった。

 

また、これ以外にも、ひと昔前のルールではヴァイオレイションになっていた、アレン・アイバーソンなどが得意とする”クロスオーバー・ドリブル”やマヌ・ジノビリなどの欧州選手が使う”ユーロステップ”などが試合で観られるのは、競技者の技術向上に際し、ルールの見直しが行われた結果だと考えられる。

 

3.観戦者への配慮

先にも挙げたように『観客からの抗議』などはルール見直しに大きな影響を与える。

『スポーツは観ても楽しいもの』という娯楽的感覚が広く一般化された昨今。

観戦者への配慮がとても大切になってくる。

 

国際ルールの”ショットクロック”は当初、30秒だった。しかし、よりスピーディーな試合展開を望む声に後押しされる形で、24秒に変更された。

 

また、バレーボールの話になってしまうのだが、もともとはサーブポイント制(=サイドアウト制)だったのだが、ラリーポイント制になった。

これは、試合時間短縮にも繋がり、テレビ放送も含めた、観戦者への配慮が要因と言われている。

 

最後に

バスケットも、まだまだルール変更があるかもしれない。

日本での、バスケのテレビ放送が圧倒的に少ない事からも推測されるように、『観戦者への配慮』が足りていないと感じる。

僕も知人にバスケのテレビ観戦を勧めたが、返ってきた第一声は『笛が鳴って試合が止まるけど、なにが起きているのか分からない』といったものだった。

バスケが、より魅力的なスポーツになっていく為には、観戦者への対策も必要だろう。

 

今までは『またルール変更があるの?』と否定的だった僕だが、ルール変更の理由を探る事で、バスケの奥深さを再発見することが出来た。

また、今後はバスケ界の発展の為のルール変更なら、構わないとも思っている今日この頃である。

 

 
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