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~下手くそ選手がコーチを目指す~

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~下手くそ選手がコーチを目指す~

アシストのアシスト

こんにちは、ヒューガです。

今回は「アシストのアシストについて語ろうと思う。

この言葉は、僕が勝手に作った造語で実際には存在しない。

また、明確な定義がある訳でもない。そんな記事なので「また、語っちゃってるよ」と言ったスタンスで読んでくれると有難い。

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アシストのアシストとは

  1. シューターがフリーでミートし、シュートが打てる状況を作り出すスクリナー
  2. “意識的に”アングルを変えるなどで、アシストを引き出す、アシストひとつ前のパス
  3. ディフェンスを収縮させたり、陣形を崩すボールサイドカットなどのランニングプレー

 他にもたくさんあるだろうが、僕の考えるアシストのアシストとは上記の3点である。

 

今日の日本のバスケの試合では、アシストのアシストをいくら頑張っても、個人スタッツに記録されることはない。チーム事情によっては、「ほとんどボールに触れず、ただ走り、身体を張るだけ」と思っていたり、思われてしまっているプレーヤーがいるかもしれない。しかし、僕のように身体能力が低く、自身の力だけではマークマンを振りきる事が困難なプレーヤーにとっては有難い事この上ない。

また、アシストのアシストを一生懸命に「チームの勝利の為に」と献身的にできるプレーヤーを僕は尊敬している。

好きな選手の言葉

オレを使え・・・赤木がスクリーンをかけてくれる・・・オレがオープンになるぞ・・・見逃すなよ・・・!!

スラムダンク28巻」より引用 三井寿の言葉

スラムダンクファンには説明不要かもしれないが、僕の好きなシーンのひとつでもあるので、簡単に。

全国大会2回戦のVS山王戦。後半も中盤に差し掛かったところで、20点差と大きく点差を開けられて劣勢に追い込まれる湘北。三井の連続3ポイントシュートで息を吹き返すのだが、そのきっかけとなったシーンである。体力の限界を超えていた三井は、自身の力ではマークマンの松本を振り切ることが出来ない。また、主将の赤木もオフェンス面では、マークマンの河田に抑え込められていた。「チームの勝利の為」にいまの自分にできる事を考え、スクリナーになる事を選択した赤木。シュートを決めた三井も凄いが、献身的にチームを支えた赤木に感銘を受けた。また、はじめて描かれた2人のスクリーンプレーの描写に鳥肌が立ったことを鮮明に覚えている。

 

 ドレイモンド(グリーン)。君は最高のスクリーンをセットしてくれる。君とボス(アンドリュー・ボーガット)は、僕を含めて自分たちのことを“ステファン・カリーとスクリーンセッターズ”と呼んでいるね。

2014-15シーズンMVP受賞スピーチより ステファン・カリー選手

 僕の大好きなチームのひとつでもある、NBAゴールデンステイト・ウォリアーズ

スプラッシュブラザーズと呼ばれ、チームの中心でもあるステファン・カリー選手とクレイ・トンプソン選手は揃ってスクリナーへの感謝の言葉を口にしている。

 

三井寿やカリー選手・トンプソン選手のように、巧みにアウトサイドシュートを決め続ける選手は凄いと思う。もちろん、想像を絶するほどの努力を続けてきたのだろう。しかし、活躍の陰には支えてくれている人などがいる。その事を忘れていない姿に感銘を受けた。僕もこれからもバスケに携わる人間として、こうした姿は見習っていきたい。

また、このような人材を育てていきたいと感じた今日この頃である。

 

 

 
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コーチと審判の関係

こんにちは、ヒューガです。

最近は、クラブチームでプレイヤーとして試合に参加する事が多い。

審判とコーチのライセンスも有しているが、視点が変われば見えるものも変わってくると改めて実感した。

 

先日、試合中にとても嫌な思いをした。その事が、今でも頭と心をモヤモヤさせている。

対戦相手のプレーヤーがしきりに審判に文句を言っていたのである。

審判に聞こえるか聞こえないかくらいの声で「ちゃんと見てんのかよ、このクソ審判」など。恐らく審判も気付いているだろう。

 

 相手チームのベンチを見ると、コーチも一緒になって文句を言っている

なるほど、このコーチの環境下ならこの程度のプレイヤーにしかならないだろう。

妙に納得してしまった事がとても悲しかった。

 

 

そこで、今日はこの記事を紹介したい。

goldstandardlabo.com

レフリーも完璧ではありません。それはあなたや私と同様です。

 

 審判も人間である。もちろんミスジャッジもあるだろう。

しかし、そんな審判の判定に対して文句を言った所で、判定が覆る事は絶対にない。

そんな所に注力するより、「この試合の審判下で最大限のパフォーマンスを発揮する為には」と考えているプレーヤーや、日頃からそんなスポーツマインドを共有しているコーチが、素晴らしく健全で優秀だと思っている。

 

選手が負けの責任を審判に求めた場合、彼らは試合を改善する動機を失ってしまいます

「今日は審判のせいで負けたな」などと試合後に語っているチームを見かけた事がある。そういったチームに限って、試合中に審判に対してフラストレーションを抱え、対戦相手を見失っている事が多い。

対戦相手が、試合中の相手チームではなく、審判になる事ほど愚かで悲しい事はない。

 

語弊を恐れずに言うと、審判の判定が、一方のチームを有利に運ぶ場合はある。

しかし、一方のチームをひいきして判定する事はあり得ないし、絶対にない。

 

僕が高校生の時の試合の話をすると、ハンドチェックにとても厳しい審判の方に吹かれた事がある。チームのエースガードはファールトラブルに陥り、試合は惜敗した。

試合後のコーチの言葉は「僕らのディフェンスが下手で負けたな。また、一から練習しよう」であった。

もしここでコーチに「今日は審判との相性が悪かったな。審判のせいで負けたな」と言われていたら、僕自身のディフェンス力もこの時がピークで、上達しなかったかもしれない。

 

この事から、審判のコールはチームの弱点を示すものでもあり、伸びしろを示しているものだと感じた。

また、選手は審判の判定に対して柔軟に対応していく事の重要性を再確認。

そんな事を大切に考えられるチーム作りをしていきたいと思った今日この頃である。

 

 

 
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ボールの育て方

こんにちは、ヒューガです。

今回は【ボール】をテーマに話をしたいと思う。

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このブログを読んでくださっている人は、自分自身のボール…いわゆる【マイボール】を持っている人も少なくないと思う。

皆さんは、ちゃんとボールの手入れはしているだろうか?パートナーと言っても過言ではないボールを丁寧に扱っているだろうか?

 

僕はモルテン社製のBGL7Xを使用しているのだが、使用後に汚れた場合はボールクリーナーで磨くなどして、良い状態が保てるように努めている。

その為、ボールの上に座ったり、足で扱われる事が嫌いである。(それぞれの考えはあるだろうが…僕はしないし、教え子やチームメイトにもさせない)

 

なぜ今回、こんなにもボールについて話をしているかと言うと、理由がある。

僕は『ボールは、持ち主のスキルやスポーツマンシップを映し出す鏡』だと考えているからである。

 

いまだに選手としても活動をしており、また、審判活動も行っているので、多くのボールを見たり、接する機会がある。

これは僕の経験則でしかないのだが、ボールを見て、触れると、持ち主のスキルやスポーツマンシップの高さなどが分かったりする。

 

例えば、審判の目線で話をすると、試合で使用されるボールには決まりがある。

競技規則より「ボールには、床からボールの最下点までがおよそ1.80mの高さからコートに落下させたとき、ボールの最高点が1.20mから1.40mの間の高さまではずむように空気を入れる」とある。要は、弾み過ぎるボールや弾まないボールを使用しないということだ。

それなのに、空気がパンパンに入った硬いボールを使用している人は、ドリブルが下手であったり、小手先だけのドリブルスキルしか持ち合わせていないプレーヤーが多い。

また、傷の付き方や肌触りなどで、そのボールがどのように扱われてきたかが分かる。

 

イチロー選手の言葉

「道具を大事にする気持は野球がうまくなりたい気持ちに通じる」イチローは言った。「丹念にグラブを磨くことで、一つひとつの自分のプレーにかける思いは強まり、道具作りにかかわった人たちへ感謝の念が湧いた。」

イチローの流儀』より。

 

「手入れしたグラブで練習したことは、体に、かならず残ります。記憶が体に残ってゆきます。」

『夢をつかむイチロー262のメッセージ』より

 

1996年7月6日、オリックスに所属していたイチロー選手は、対戦相手の近鉄の投手・小池選手から三振を奪われる。

その時、あまりの悔しさからか、バットをグランドに叩き付けてしまう。

試合後、すぐにペンを取り、イチロー選手はバット作りの職人である久保田氏に謝罪の手紙を書いたという。

イチロー選手が道具をぞんざいに扱ったのは、後にも先にも、この一度だけである。

また、その手紙を受け取った久保田氏もこう語っている。

『何人かの選手から、自分の手掛けたバットについてお礼を言われたことは過去にもありました。でも、バットへの行為そのものを謝罪されたのはあの一度だけですね』と

 

ある小学生がイチロー選手に質問をした。

「どうしたら、野球が上手くなれますか?」

すると、イチロー選手はこう答えた。

「グローブやバット、道具を大切にすることだよ」

 

これはバスケ…いや、全てのスポーツに通ずる考えだと思う。

僕はこんな考えを持った選手になりたいし、こんな選手を育てたいと考えている。

もう一度聞きたい、皆さんも、ちゃんとボールの手入れはしているだろうか?パートナーと言っても過言ではないボールを丁寧に扱っているだろうか?

 

 

 
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逆を鍛えると....

こんにちは。ヒューガです。

今回は僕の考えるトレーニング論について語ろうと思う。

しかし、科学的根拠はないものなので、「ホンマでっか?」というスタンスで聞いて戴けたら幸いである。

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伸び悩んでいる時には試してみる価値あり!?

僕も長年、バスケットをやっているが、伸び悩む時期を少なからず経験してきた。

上手く行っていて、心身ともに成長を感じている時は良い。

しかし、そんな事ばかり続かないのがバスケットであり、スポーツだと思っている。

そんな時に僕が意識しているのは『逆を意識して鍛えてみる』である。

 

僕が中学生の時に、アスレティックトレーナーに言われた一言が大きかったと思っている。『腹筋を鍛えたいのなら、倍の数の背筋をやりなさい』

当時はあまり深く理解しておらず、「鍛えるのが大変な裏の筋肉もバランス良くやりなさい」と言われているのだと思い、分かったつもりでいた。

 

高校生になり、このアスレティックトレーナーの方とお話する機会があった。

 

ヒューガ 「中学生の時に言われていた『腹筋を鍛えたいなら、倍の数の背筋をやりなさい』というのはバランス良く鍛えなさいって意味ですよね?」

AT   「もちろん、そういった意味が強いかな。だけど、少しだけ違うニュアンスも隠されているんだよ」

ヒューガ 「違うニュアンスですか?」

AT   「そう。例えば、人間はなぜ、3メートルの垂直飛びが出来ないと思う?」

ヒューガ 「それだけ飛べる筋力がないからですか?」

AT   「半分正解。だけど、俺は『着地が出来ないから』だと考えている」

ヒューガ 「どういう意味ですか?」

AT   「例えば人間が3メートルの高さから安全に着地する術を身に付けたら、その高さまでは飛べる可能性があるという事」

ヒューガ 「それなら、3メートルとはいかないまでも、1メートルの高さからの着地練習をしたら、この高さまでは飛べるようになるってことですか?」

AT   「うん。可能性はあると思うよ。」

 

当時はヤクルトジャンプ(本当にヤクルト1本分くらいしか飛べなかった)の異名を持ち、ジャンプ力の無さにコンプレックスを抱えていた僕だが、この話をきっかけに、学校にあるステージ(=壇上)から飛び降りて着地する練習を開始した。

壇上の高さは1メートル程だったが、なるほど....意外と高い(笑)、そして恐い(笑)

何度か飛び降りていると、高さには慣れてきた。しかし、次に襲い掛かってくるのはケガに対する恐怖心。ドスンと大きな音をたてながら着地していた為、膝や足首に負担はないのだろうかという不安。

そこで、あまり大きな音をたてないように着地する練習を行っていると、なるほど....太ももやお尻の筋肉に意識が行き、最初の頃は筋肉痛にもなった。鍛えられている実感もあった。

 

身長178㎝でありながら、ネットを触るのがやっとだった僕が、1年半で片腕でならリングにぶら下がれるまでにジャンプ力が向上した。

 

こんな経験から、トレーニングに行き詰ってしまったり、伸び悩んだ時は『逆を意識して鍛えてみる』という考え方が僕の中に定着した。

 

例えば、相手を抜き去る高速ドリブルを身に付けたいと思っていた際は、意識してディフェンスからの距離を作る、引くドリブルの練習を積極的に行った。

結果、いつでも後ろに下がれるという安心感からか、自信を持って前にドリブルが出来るようになり、スピードも増したように感じた。

 

また、パスミスやパスカットをされてのターンオーバーが多かったのだが、逆を意識してパスキャッチの練習を行った。

パスの上手な友人に付き合ってもらい、ひたすらにパスキャッチ

その結果、パスに大切なのは、出し手の目線やタイミング、パススピードなどでパスに情報を込める事と学ばせてもらい、劇的にターンオーバーが減った。

それに、スピードの速いパスを受け慣れる事で、自身のパススピードが上がっている実感も得た。

 

例に挙げたように、『高く飛ぶ練習』だけではなく『着地する練習』

『相手を抜き去るドリブル練習』ではなく『相手からの距離を作る、引くドリブル練習』などのように、逆も意識してみると、新たな自分を発見できて、面白いかもしれない。

 

皆さんにも、練習中に意識している事や独自のトレーニング理論があったら、是非とも教えて頂きたい。

それではまた。

 

 

 

 
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ディフェンスで大切な事

こんにちはヒューガです。

今回はディフェンスについて話をしたいと思う。

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他の方のブログなども読ませて頂くが、ディフェンスで大切なことが色々と書かれている。例えば「フットワーク」と書かれていて、とにかく練習が大切だと。シュートやパスはセンスだが、ディフェンスは努力。やればやるだけ上達すると書かれていた。

 

また、「気持ち」が大切で、抜かれても最後まで諦めないなどと書かれている記事もあった。

 

上記の事柄はもちろん大切だと思う。僕も下手なりにディフェンスを頑張ってきたが、練習は嘘をつかないと思っているし、気持ちや気迫で相手を勝り、スキルやセンスでは到底敵わない相手をも抑えた事もあった。

 

ディフェンスで大切な事

僕の考えるディフェンスで大切な事は『相手に気持ち良くシュートを撃たれない』ことである。その為にはディフェンスの最中にもいろいろと考える必要があり、頭を使う作業だと思っている。

 

これは『相手にシュートを撃たせない』とは違う。このように考えてしまうと、ドリブルスティールやパスカット、ブロックショットなどのリスクの高いギャンブルディフェンスになってしまう。

もちろん上記の事柄が悪いと言っている訳ではない。

残り時間や点差、またはチームの戦略として必要なポイントは存在する。

パスカットからワンマン速攻、得点を決めて、流れが一気に傾いた。などという試合を幾度となく観てきた。チームの士気を高めたり、流れを変えるのに必要なプレーだとは思う。

 

しかし、バスケットボールの試合にスコアレスドローがないことからも分かるように、オフェンスが圧倒的に有利なスポーツである。

得点をゼロに抑えられない以上、いかにして相手のシュート成功率を下げるかが重要だと考えている。

 

意識が変わり、行動が変わる

僕も昔はディフェンスが不得意だった。それでいて負けず嫌いで、『マッチアップ相手の得点をゼロに抑えてやろう』などと考えていた。

その結果、少しのフェイクにも反応してしまい、ギャップが大きくなり、簡単に得点を許してしまう事に繋がっていった。

 

そんな僕の意識が変わったのは高校生の時である。

前々からコーチには『ディフェンスの時は相手の嫌がる事をやり続けよう』と言われていたのだが、自分の中で理解しておらず、その言葉にもしっくり来ていなかった。

 

ある日の試合、シューターである僕は稀にある絶好調の日だった。

ウォーミングアップの時から撃つシュート撃つシュートがことごとく決まり、身体のバランス、手首や指先の感覚、心理状態までもが最高潮。

それにも拘わらず、この日の試合では大して得点をあげる事が出来なかった。

理由は簡単、ディフェンスが一枚も二枚も上手だったからである。

ボールを受けるのに苦労したわけでもない。パスカットやドリブルカットをされたわけでもない。それなのに、これだけの敗北感を味わったのは久しぶりであった。

要因は僕の得意なスリーポイントシュートを全く撃たせてもらえなかった事。

得意でもないドリブルからのジャンプシュートを撃たされている時点で僕の負けである。もちろん、そのジャンプシュートもフリーで気持ち良く撃てている訳ではない。

プレッシャーをかけられながら撃たされたシュートの確率は上がる訳はなく、平均以下のスコアで試合は終了した。

 

この経験から『ディフェンスで大切なのは、オフェンスに気持ち良くシュートを撃たれない事』だと気付かされた。

僕が苦し紛れのジャンプシュートを決めた時も、相手ベンチからは『それで良い。オフェンスは苦しんでるぞ』と見透かされ、ディフェンスを称えていた。

 

僕の言う『気持ち良く撃つシュート』とはフリーの状態という意味もあるが、得意としているシュートというニュアンスのほうが強い。

 

意識が変わってからは行動も変わってきた。

まずは相手オフェンスをとことん観察するようになった。『得意としているプレーは何なのか?』『これが決まると選手自身もベンチも盛り上がってしまうプレーは何なのか?』を探る。

初めて見る対戦相手でも、シューティングの時間には得意プレーの練習をしている選手が多く、意外と簡単に見極める事も出来た。

これはあくまで僕の経験則なので、上手く表現できないのだが、アウトサイドでシューティングを行っている選手は、そのシュートの軌道やアーチで得手不得手が分かる。

 

ストップジャンプシュートの練習を行っている選手は、そのボディーバランスなどからも得手不得手が分かった。また、得意そうにしている軸足などもこの時に確認しておくと試合中に役立つ事が多かった。

また、フリースローの練習をしている選手は、ドライブが得意なのだろうと勝手に予測していたが、当たっている事が多かった。

 

相手が得意としているプレー(=やりたいプレー)を把握し、それを気持ち良くやらせない。

 そう考えながらディフェンスをしていると、得点をゼロに抑えてやろうとしていた時に比べて、だいぶ難易度も下がったし、実際の失点も下がっていった。

 

あなたの考える『ディフェンスで大切な事』とは何ですか?

それではまた。

 

 

 

 
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目まぐるしく変わるルール

こんにちは、ヒューガです。

今回は、バスケの「ルール」について話そうと思う。

あなたもバスケをしていて、『えっ!?またルールが変わるの?』と思ったことはないだろうか。

また、ブランクが長い方からは『そんな変更点があるなんて知らなかったよ』という言葉を聞いたこともある。

それもそのはず、大小を含めると2年に1度のペースで競技規則に変更があるのだ。

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なぜ変わる?競技規則

一概には言えないのだが、競技規則が変更される要因として、以下の3点が考えられる。

  1. バスケルールの統一化
  2. 競技者の技術向上
  3. 観戦者への配慮

それぞれ順を追って説明しよう。

 

1.ルールの統一化

実は、オリンピックや国際試合で用いられているルール(国際バスケットボール連盟FIBA)とアメリカの最高峰バスケットボールリーグが用いるルール(NBA)では、異なる点が多い。

その為、オリンピックに出場したNBA選手が、ルールの違いに困惑している様子を観る事がある。

 

直近では、制限区域が台形から長方形に変更になった点や3ポイントラインが拡大した。

これらのことは、皆さんも記憶に新しいだろう。

この変更は、’’バスケのルールを統一化したい考え”のFIBA側がNBA側に歩み寄った結果と伝えられている。

 

2.競技者の技術向上

先に挙げた3ポイントラインの拡大は競技者の技術向上も大きく関係している。

ラインの拡大理由として、 FIBAのバウマン氏は「世界選手権などで3ポイントシュートが簡単に入るようになってきたため」と語っている。

 

また、現代バスケットボールが形成される上で、その発展に最も影響を与えた選手の一人としてジョージ・マイカンの逸話などが、挙げられる事が多い。

身長208cmの彼が、試合での支配力があまりにも強大であり過ぎるため、"ゴールテンディング"や"ショットクロック"などのルールがマイカンの影響で設けられたとされている。

 

ショットクロックの誕生秘話は、実に面白い。

恵まれた体格と、類まれなフックシュートのセンスを持ち合わせたマイカン。

彼がひとたびボールを持つと、高確率でシュートを成功させてしまう。

その為、彼のチームにボールを保持されまいと、1点でも多く得点をしたら、ボール回しを行い、ひたすら逃げ回るといった試合が散見された。

NBAの長い歴史の中でも最低得点試合になる、レイカーズ 18-19 ピストンズ

当時、レイカーズに所属にしていたマイカン。そんな彼にボールを保持されないよう、ピストンズが行った戦術である。

しかし、ボールを保持し続けるだけの試合が面白いはずもなく、当然のように観客からは抗議が殺到した。

結果、1954年に"ショットクロック"が導入されることになった。

 

また、これ以外にも、ひと昔前のルールではヴァイオレイションになっていた、アレン・アイバーソンなどが得意とする”クロスオーバー・ドリブル”やマヌ・ジノビリなどの欧州選手が使う”ユーロステップ”などが試合で観られるのは、競技者の技術向上に際し、ルールの見直しが行われた結果だと考えられる。

 

3.観戦者への配慮

先にも挙げたように『観客からの抗議』などはルール見直しに大きな影響を与える。

『スポーツは観ても楽しいもの』という娯楽的感覚が広く一般化された昨今。

観戦者への配慮がとても大切になってくる。

 

国際ルールの”ショットクロック”は当初、30秒だった。しかし、よりスピーディーな試合展開を望む声に後押しされる形で、24秒に変更された。

 

また、バレーボールの話になってしまうのだが、もともとはサーブポイント制(=サイドアウト制)だったのだが、ラリーポイント制になった。

これは、試合時間短縮にも繋がり、テレビ放送も含めた、観戦者への配慮が要因と言われている。

 

最後に

バスケットも、まだまだルール変更があるかもしれない。

日本での、バスケのテレビ放送が圧倒的に少ない事からも推測されるように、『観戦者への配慮』が足りていないと感じる。

僕も知人にバスケのテレビ観戦を勧めたが、返ってきた第一声は『笛が鳴って試合が止まるけど、なにが起きているのか分からない』といったものだった。

バスケが、より魅力的なスポーツになっていく為には、観戦者への対策も必要だろう。

 

今までは『またルール変更があるの?』と否定的だった僕だが、ルール変更の理由を探る事で、バスケの奥深さを再発見することが出来た。

また、今後はバスケ界の発展の為のルール変更なら、構わないとも思っている今日この頃である。

 

 
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ビハインド・ザ・バックパスは有用か?

こんにちは、ヒューガです。

今回は、「パス」について書こうと思う。

テーマは、『ビハインド・ザ・バックパスは有用なのか?』である。

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 はじめに

皆さんは、「ビハインド・.ザ・バックパス」をご存知だろうか?

その名の通り、片手でボールをコントロールし、身体の後ろ側(=背中)をまわして出すパスの事である。

 

僕が学生の時に、NBA選手のジェイソン・キッドやジェイソン・ウィリアムス、スティーブ・ナッシュなどが用いていた上級者のパス。

 ディフェンスの視野からボールを隠すことが出来るため、ボールへの反応や判断を遅らせることが出来る。

それに、成功するとカッコイイ!!

 

ナルシストのたまり場だった我が部活では、このパスが大流行。

皆がこぞって練習し、ここぞとばかりに披露した。

 

しかし、僕は、このパスを多用する選手を毛嫌いし、嫌悪感すら感じるようになっていった。

 

パスの役割

そもそも『パスの役割とはなんだろうか?』と考えた時に、僕は情報共有ツールのひとつだと考えている。

パススピードや投じる場所を変えることで、ディフェンスの位置や次に起こしてもらいたい行動などを情報として盛り込んでいる。

 

皆さんも味方にパスを出したのに『なんでシュート撃たないんだ?』と思った事はないだろうか?(←これはパスにシュートを撃てと情報を込めている証拠)

 

逆に、パスを受けて『こんなひどいパスじゃシュート撃てないよ』と思ったことはないだろうか?(←これはパスの出し手と受け手で次の行動の共有が図れていない事が原因)

これはいずれも、「パスには情報を込められる事」と「受け手と次の行動を共有できる事」を表している。

 

本題『ビハインド・ザ・バックパス』は有用なのだろうか?

僕は、パスを出す際に大切にしている事が二つある。

  1. ミスをしない。あるいはミスする可能性が低い方法を選択する。
  2. パスに情報を込め、受け手と行動の共有化を図る。

しかしながら、ビハインド・ザ・バックパスでは、上記ふたつのうち、どちらもクリアできていないと考えている。

 

ビハインド・ザ・バックパスが、高度なスキルを要し、上級者のパスである事からも分かるように、ミスのリスクは格段に上がってしまう

また、パスの出所が分からなくなるので、受け手との情報共有も困難になってくる。

 

ここまで否定しておきながら、話すのが恥ずかしいのだが、僕も全くこのパスを使ってこなかった訳ではない。

レイアップの瞬間、ビックマンに立ちはだかられ、シュートもパスコースも塞がれてしまった。仕方なくボールを背中側を回すと、味方のユニフォームが見えた。その方向に放り投げると、たまたまパスが繋がり、会場からは『お~ぉ!』とどよめきと歓声が上がった。

 

「緊急の危機回避技術としては、有用なのかもしれない」と思った一場面であった。

 

最後に

結局のところ、自分ではビハインド・ザ・バックパスの有用性を判断できかねている。

しかし、一個人の感想を述べるとしたら、このパスを独りよがりで、カッコつける為に多用する選手は嫌いである。

先に述べたように、僕はパスの大切な役割として『味方との情報共有』があると考えている。その為、自身がチームコーチになった時には、パスの役割についてもしっかりと教えていきたい。

また、同じようにパスミスを犯したとしても、チェスト・パスとビハインド・ザ・バックパスとでは味方に与えるダメージが異なってくると思っている。

 

以前、フローターシュート(ティアドロップ)を初めて見た時にも、同じような感覚に陥ったことを覚えている。

『シュートを適当に放り投げて、完全にオフェンスの負けじゃん』と思っていた。

しかし、今では高いブロックをかわす為の技術として確立され、このシュートが上手な選手の決定率はかなり高い。

 

今までは、試合中に見る機会の少なかったビハインド・ザ・バックパスだが、『技術が発達するにつれ、スタンダードになっていくのかもしれない』とも思っている。

ビハインド・ザ・バックパスがうまく決まると会場が沸くように、周囲の目を引くかっこいいスキルではあると思っている。

 

日本国内におけるバスケットボールは、競技人口が多い割には、野球やサッカーのように広く世間一般には浸透していない(B.LEAGUEが始まったとは言え、まだ成功しているとは言えない段階であることは明白だろう)。

今後、バスケ界の発展にはこうした『かっこいい』という視点も大切なのかも?と考え始めた今日この頃である。

 

 
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